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8020運動

“8020”“ハチ・マル・二イ・マル”と読み、 「8020運動」とは「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。

平成元年、厚生省(現 厚生労働省)と日本歯科医師会が提唱し、自治体、各種団体、企業、そして広く国民に呼びかけてきました。

80歳で20本と言う目標を掲げた理由は、智歯(親知らず)を除く28本 の歯のうち、 少なくとも20本以上自分の歯があれば、 ほとんどの食物を噛みくだくことができ、 おいしく食べられるからです。つまり、一生自分の歯で楽しい食生活と健康な日常生活を得ることを目標に、子供の頃からの正しいデンタル・ケアと、青年期のセルフケアの重要性を打ち出して、 “高齢になっても20本以上自分の歯を保ちましょう” というのが、その主旨です。

 

朝倉歯科医師会における8020運動

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被表彰者名  (年齢順)

   名   前 年齢 残存歯
  大楠  清太 さん 88 25
  秋吉  忠雄 さん 86 21
  荻野  貞喜 さん 85 22
  福澤  幸子 さん 83 28
  大熊  サヤ子 さん 83 25
  柳瀬  喜美枝 さん 82 25
  松永  昭 さん 80 27
  木村  美左子 さん 80 26
  手柴  和子 さん 80 27
  中村  桂司 さん 80 28
  坂本  キヨコ さん 82 25

(平成21年10月1日現在) 

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朝倉歯科医師会では平成4年度より、毎年、会員の診療所から満80歳以上で20本以上歯を保たれている方を推薦し、表彰しています。

 平成30年度は名の皆さんが表彰されました。

 大正10年生まれで25本の歯を保っている大楠清太さんは「もともと歯が丈夫で、歯の痛みは経験したことがありません。大きめのいりこを骨ごと食べます」と、うらやましいコメントです。「歯は朝、晩 磨いています。かたい食べ物が好きでよく食べます。息子もそれを知っているのでよく買ってきてくれます」と、笑顔で話してくれたのは大正15年生まれで28本の歯を保っている福澤幸子さんです。大楠さん福澤さんは、福岡県歯科医師会主催の「高齢者よい歯の表彰」表彰者として福岡県医師会へ推薦されました。
 また、大正12年生まれの秋吉忠雄さんは21本の歯を保っていて「親のおかげです。親からもらった歯が丈夫だったから、戦争でも生きて帰れました。今は毎食後歯磨きをしています」と、親への感謝の気持ちを話していました。

 ピーポート甘木で10月3日に行なわれた表彰式では、朝倉歯科医師会の佐藤一伸会長が「大切なのはちゃんと物を噛めることです。食べ物をよく噛んで食べ、それを自分の栄養にすることが大事です。現存の歯を大切に、これからもよく噛んで、健康に過ごして下さい」と話をしました。

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上記文章は、地元新聞社の御厚意により、地元新聞[甘木朝倉・浮羽版]11月号(vol. 093)の記事から転載(一部改編)させていただきました。ありがとうございます。

 

  ほかの年度の表彰式については、hummings.jpg (9306 バイト) などをご覧ください。

 

 

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