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令和２年11月より第28代の会長を務めております、篠�ｱ利治です。

朝倉市、筑前町、東峰村は、筑後川中流域北岸に広がるのどかな田園都市です。豊かな自然に恵まれ、フルーツの里として農業や果樹栽培が盛んな所です。また、卑弥呼伝説や「朝倉橘広庭の宮跡」、九州の小京都といわれる「秋月」筑前町には日本最古の神社といわれる「大己貴神社」などの歴史遺産も多く残っています。そして東峰村は、古来の修験場で奇岩・巨石が壮大に群立する「岩屋」や杉の巨木が荘厳な「行者杉」などに象徴される自然が息づく地域です。

この地で朝倉歯科医師会は、大正11年に設立され間もなく100年を迎えようとしています。地域の皆さまの「歯と口の健康」を守るお手伝いをさせていただき、「地域に根付く歯科医師会」となるように活動を続けてまいりました。

日常の歯科診療はもちろんですが、休日急患診療事業、乳幼児や保育園、幼稚園、小・中学校、高校、高齢者の検診事業、「歯ミング21 in あさくら」での　　　「８０２０運動」や「「歯・口の健康に関する図画・ポスター・標語」コンクールなどの活動を通じて地域の皆さまの口腔衛生の向上に微力ながら貢献させていただいております。

昨年からの新型コロナウィルス感染症の感染拡大には大変心を痛めております。朝倉歯科医師会の会員診療所では、マニュアルに従い感染症対策に取り組んでいます。マスク、フェイスシールド等の着用、手洗いの徹底、定期的な換気、清掃、消毒の実施など、あらゆる対策をおこなっております。これからも全力で感染防止対策に努めてまいります。歯科治療は不要不急ではありません。むしろ口腔環境を良くすることは、コロナ感染症の予防にもつながります。

地域での活動も感染症への対策も私たち歯科医だけで出来るものではなく、ご協力とご支援が不可欠であると考えます。皆さまに切にお願いするとともにご健康とご多幸を祈念してご挨拶とさせていただきます。